「家族」と「食べる」を考える

タベル マガジン

「家族」と「食べる」を考える

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囲って、向き合って、楽しんで。
家族が笑顔で集まる場所「テーブル」で
美味しいお料理を「タベル」。
この日常の風景をもっと豊かにできるよう、
家族と食についての情報をたっぷり集めました。

いつものファミレスの"馴染みのアレ"には、驚きのワケがあった?! そんなネタを探すべく、今回、すかいらーくグループの広報担当とマーケティング担当に突撃。「知ってた?」と思わず自慢したくなる、<ファミレス トリビア>4つを教えてもらいました!

「ドリンクバー」はガスト発祥。実は"お客さまの行動"が誕生のヒントに!

現在、多くのファミレスが導入しているドリンクバー。実は、大手ファミレスで最初に導入したのは「ガスト」なんです。「ガスト」が生まれたのは1992年。ドリンクバーが生まれたのも同年です。

当時としてはユニークだったサービス誕生の背景には、お客さまのちょっと意外な行動があったそう。

「当時、お手頃価格が注目を集め、各店舗はあっという間に大賑わい。クルーがコーヒーを注いで回るサービスがあったのですが、混雑時にはそれが間に合わないほどに。するとお客さまが、客席近くのコーヒーカウンターへ......。自らコーヒーを注いでいたそうです。これをヒントに、ドリンクバーという新たなサービススタイルが生まれました。

ドリンクバーには、お客さまを待たせることなく、お好きなものをお好きなだけ、お好きなタイミングで飲んでいただけるように......との思いがこもっているんです」(広報部)

開始当初は、12種類のホットドリンクが対象だったそうですが、最新のドリンクバーはアイス・ホットで計68種類*1! 今年4月からは、ドリンクバーとは思えないクオリティのオリジナルブレンド「G'S COFFEE」も提供しています*2。

スタートから27年。今なおドリンクバーが進化し続けているのも、お客さまの行動&要望をよくよく観察しているからかもしれないですね。

*1*2店舗によって、一部お取り扱いのないメニューもあります。

「フェア未実施店」には、"半年先の未来"&"激レアメニュー"が?!

各ブランドでは、季節限定・期間限定のメニューが楽しめる様々な「フェア」を実施しています。でもフェアメニューをよ~く見ると、「※一部店舗では、取り扱いがありません。」の文字。ブランドによってはウェブサイトに、未実施店舗の一覧があることも。フェア未実施なんて残念......と思いきや、そんな店舗には、知られざる"オイシイ秘密"があるんです。

「フェア未実施店は、テストマーケティングをしている店舗です。例えば、6ヶ月先取りでフェアを実施して、全店舗で展開する前にお客様からいただくご意見をもとに、より魅力的なフェアになるよう改善につなげています。これから実施する予定のフェアメニューを提供しているので、全国で展開されている通常のフェアは未実施となります」(広報担当)

おーー! いわば、"未来のフェアメニュー"に出会える店舗とも言えそう! テスト用メニューには、実際のフェア時には採用されないメニュー・変更が加えられるメニューも存在。誰よりも早くフェアを体験、ココでしか出会えないメニューまで食べられるなんて......! フェア未実施店に出会ったら、ちょっとラッキーかも?

テーブルに「メニューブック」を立てるのには2つの目的がある?!

「メニューを立てているお席へどうぞ」。――ガストへの入店時、そう案内された経験はありませんか? 立っているメニューには、深~い意味がある......のでしょうか?!

「もともとメニューブックを立たせたきっかけは、現在どんなフェアメニューが提供されているか、お客さまの目に留まりやすくするため。メニューブックを立てるのは空席のみなので、やがて、店舗ごとの判断で『メニューを立てているお席へ......』とご案内するケースが増えていきました」(マーケティング本部)

つまり、メニューを立てているのは、おすすめのメニューをお客様に見てもらいたい気持ちと、お席へのスムーズでわかりやすいご案内を試行錯誤するなかで生まれた工夫というワケ。さりげなくテーブルに立っているメニューブックにも大切な意味があったのですね!

「BGM」は"オリジナルチャンネル"。客層・時間帯で、心地よい音楽を追求!

実は、すかいらーくグループの店舗では、ブランドごとに異なるBGMが流れていること、ご存知でしたか? 例えばガストとバーミヤンでは、だいぶ雰囲気が違うんです。

「お客さまの好み・過ごし方などを考え、マーケティング部が各ブランドに合った有線放送のチャンネルを選んでいます。ガスト、バーミヤン、ジョナサン、グラッチェガーデンズなどでは、オリジナルチャンネルを採用し、時間帯ごとに有線放送のチャンネルを切り替え、モーニング・ランチ・ティータイム・ディナーなどのシーンにより適した雰囲気の音楽を流しています」(広報担当)

クリスマスっぽい音楽を増やすなど、オリジナルチャンネルの内容はシーズンで変わることも。また、「ガスト」など一部のブランドでは、ナレーション入りBGMを作成し、キャンペーンや季節のお知らせをアナウンスするケースもあるとか。たかがBGM、されどBGM。結構、手がかかっているんですね。

取材・文/花沢メイ

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