「家族」と「食べる」を考える

タベル マガジン

「家族」と「食べる」を考える

タベル マガジンとは?

囲って、向き合って、楽しんで。
家族が笑顔で集まる場所「テーブル」で
美味しいお料理を「タベル」。
この日常の風景をもっと豊かにできるよう、
家族と食についての情報をまとめた
ウェブマガジンです。

豊富なメニューと子連れに優しいサービスが充実しているファミレス。家族みんなで安心して利用できるのが嬉しいですよね。
2人の男の子の子育てに奮戦する元気ママ・三木芽久美さんにとっても、ファミレスは頼もしい存在だそう。8歳の利仁くんと6歳の雄仁くんのお気に入りは、ガストの「チーズINハンバーグ」。
今回は、そんな2人の息子たちを連れて、親子ですかいらーくのセントラルキッチン見学にやって来ました!

憧れの「チーズINハンバーグ」を作っているのはここ! 「大好きメニューがどうやって作られるのかを、食育を兼ねて見せてあげたい」と三木さん。利仁くん、雄仁くんも、「早く見たい!」と意気込み十分です。

工場に入る前にしっかりキレイに。子どもも例外なし!

緑深い埼玉県の森林公園駅近く、すかいらーくグループのセントラルキッチン「東松山マーチャンダイジングセンター」(以下東松山MDC)にやってきた三木親子。
出迎えてくれたのは、東松山MDセンターマネジャー・生産管理マネジャーの浅野 欧さんです。

子どもたちからの意外な質問も即答、何でも知ってる浅野さん。今日はよろしくお願いします♪

浅野:「遠いところをようこそ。みんな眠くないかな?」(※現在7時)

兄:「大丈夫です! 今日はよろしくお願いします」

弟:「ぼく4時にちゃんと起きたよ!」

浅野:「早起きだね! このセントラルキッチンも早起きだよ。今朝も4時から調理をはじめて、できたてをガストやバーミヤン、夢庵のお店に届けるところなんだ」

二人:「チーズINハンバーグもありますか?」

浅野:「もちろん! さっそく見に行きましょう」

二人:「ヤッター!」

浅野:「その前に、衛生チェックをしっかりしようね」

すかいらーくグループのセントラルキッチンの衛生管理体制は業界一。
東松山MDCの生産ラインには、厳重な衛生検査をクリアしないと入ることは許されません。子どもであっても例外なし!

ふぅぅ!

三木きょうだいは、衛生ミッションをクリアできた!
いよいよセントラルキッチン内へ潜入!

おおきな工場はまるで迷路?! 人気メニューの製造現場へ!

エアシャワーを抜けると、迷路のような製造エリアが広がります。どこからかお料理のいい匂いが漂ってきます。

浅野:「これから行くのはあったかい場所、ポタージュスープやドミグラスソースを手作りしている『大鍋の部屋』です」

弟:「ぼくコーンスープ大好き!」

浅野:「ちょうど今でき上がったところだから見てみて」

えーーーーっ?! 滝みたい!!

3人の目の前に現れたのは、できたてほやほやの「とうもろこしのポタージュスープ」の滝!

兄:「お鍋が大きい! 大きさはどれくらいですか?」

浅野:「ひとつ800Lです」

弟:「僕、この下に寝っころがって飲みたい!」

浅野:「(笑)。このポタージュスープはコーンを絞るところから手作りしているから、とてもおいしいんだよ」

「手作りのおいしさ」を大切にするすかいらーくグループでは、ポタージュスープをはじめ、60種類以上のソースやドレッシング類も「自家製」で作っているそう。

浅野:「大鍋で、一日に何度も作ってはお店に届けます。何よりそのほうがおいしいですし、出来合いのものを仕入れるより、お安くご提供できることになります」

ママ:「ガストのあのコスパは、手作りが支える面もあったとは驚きです」

「お風呂みたい」「泳ぎたい」とウキウキの子どもたちを横目に、感心しきりの三木ママでした。

切って楽しい! 食べておいしい! チーズINハンバーグ

次に向かうは子どもたちの大好物、「チーズINハンバーグ」の製造エリア!
発売10年でなんと1億3千万食を突破したというガストの人気No1メニューです。

たくさんの"生"「チーズINハンバーグ」が形を変えながら流れていくよ!

弟:「割るとポヨンってチーズが出てくるのが好き!」

浅野:「そう、それを作るのが難しくてすごく工夫したんだよ。 バーミヤンの中華まんは知っているかな?」

兄:「知ってる、桃まん!」

浅野:「桃まんは皮の真ん中にあんが入っているよね。その機械を参考にして、ハンバーグの真ん中にチーズを入れているんだ」

「ホントだ! 桃まんの形!」

「丸から、少し潰れて細長くなって、平たくなって、大きくなっていくのが面白いね」と何段階にもわけて形成されるようすに興味津々の雄仁くん。
このていねいな形成に加え、10種類のチーズ、温度管理などの工夫で、"調理中にはチーズがもれず、テーブルでカットしてトロッ"な「チーズINハンバーグ」が完成するのだそう。

弟:「でも、どうして形を変えちゃうの?」

一同:「?!(笑)」

たしかに、とんがり型の「チーズINハンバーグ」も、楽しそうかもですね!

ママの好物、お豆腐エリアは職人の部屋!

次はママの大好物エリア、『おぼろ豆富』の部屋を見学です。

ママ:「夢庵の『自家製おぼろ豆富』大好きなんです! クリーミーなのにボリューミーで、行くと絶対頼んじゃう!」

浅野:「ありがとうございます。大豆とにがりを使った本格製法ならではのおいしさは、とても好評をいただいております。ここでは『お豆腐屋さんの豆腐作り』がご覧いただけますよ」

ママ:「それは今どき貴重かも! みんなしっかり見よう!」

~お豆腐はこう作られる!~

お豆腐の原料となるのは乾いた大豆。約12時間水につけて柔らかく戻し、砕いて火を通してからおからと豆乳に分離。その後豆乳ににがりを投入。

にがりの入った豆乳に、細かい温度調節を加えながら待つこと約5分。フルフルのお豆腐が完成! 人の手でひとつずつ、ふんわりと容器にすくい取ってパッケージ。

大豆から作る本格的なお豆腐作りは、「初めて見た」という三木さん親子。

兄:「たくさんの大豆がおからと豆乳にわかれてどんどんたまっていくところがすごかった!」

弟:「すくって入れたお豆腐を置くと、シールされて出てくるのが不思議」

ママ:「にがりを慎重に計って加える、ふんわりすくって容器に入れるなど人の手の繊細な動きがたくさんあるのが驚きですね」

「本格製法」を実現させた現場に、3人からは驚嘆ワードが続出です。

毎日約10000パックものお豆腐が作られているのだそう。こうして作られた「おぼろ豆腐」は、その日のうちに関東圏の店舗へ配送。

ちなみに、セントラルキッチン見学のあとで、そのできたてのおいしさを特別に味見させてもらった3人。
「あったかくて甘くておいしい!」と利仁くん、「大豆の味がしっかりして濃厚」と三木ママ。みんな大絶賛でした!

面白かった!また行きたいです

このあと3人は「温泉卵」や「手作りソース」の製造現場を見学し、下ごしらえをするセントラルキッチンの台所の役割を担うところも見せてもらいました。最後の「衛生検査室」では手洗いのたいせつさも教えてもらい、セントラルキッチン見学は無事終了。

大好きメニューが作られる工程を目の当たりにした利仁くんと雄仁くん。

弟:「お豆から作るお豆腐がおいしかった! 初めて見たチーズINハンバーグは形が面白かったし、コーンスープの滝をもう一度見たい」

兄:「お店に毎日食材を届けるために、たくさんの人が一生懸命作っていることが初めてわかりました。とても大変なことを普通にやっているのはすごい」

など、かなりしっかりした感想が。
帰宅後も、「今頃どれくらいたまってるかなぁ」とスープの大鍋を思い出したり、漢字ドリルに「大豆」と「豆ふ」が出てきて大喜びしていたという2人。
「たくさんの人が手を動かして、機械を工夫して頑張っていると知ることができた、貴重な経験になったようです」と三木ママも感慨深げです。
ご自身にとっても「手作りの大切さ」をあらためて思い出す機会になったそう。

ふだんは見ることができない巨大セントラルキッチンへの潜入で、「おいしい」の向こう側にたくさんの気付きを発見できた三木さん親子。
次にみんなで囲むガストのテーブルが、より楽しく、おいしくなりそうですね。

撮影/土屋哲朗(主婦の友社)、取材・文/和田玲子

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