「家族」と「食べる」を考える

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朝起きてオフィスに出社するのではなく、カフェやコワーキングスペースで作業する「ノマドワーカー」の皆さん。時間や場所に縛られない自由なイメージがありますが、集中できる環境を探すのに意外と苦労するなんて声も...。

そんな中、見つけたのがこちらのツイート。

一言でまとめると「ノマドワークの環境としてガストは最強」とのこと! 実はすかいらーくグループでは、店内の電源やWi-Fiの整備を進めており、さらに集中しやすい一人席*がある店舗も増えつつあります。タベル編集部では、ツイートの主であるフリーランスの村上昴平さんに、ノマドワーカーにとってのガストのメリットや改善点などを聞いてきました。
*一人席:一部の店舗に設置。今後、設置店舗を拡大予定。

カフェやコワーキングスペースを転々。ガストは「最後の選択肢」だった

――まずは村上さんの現在のお仕事と、ノマドワーク歴を教えてください。

都内でアプリ開発やWeb制作のエンジニアをしています。ほかにもマーケティングや動画制作、ライティングなども幅広く手がけていますね。ノマドワーク歴は、個人事業を開始した昨年9月から。作業は自宅でもしますが、それだけだと集中力が続かず、YouTubeを見たりベッドに横になったりしてしまう(笑)。そこで自宅以外の作業場所を探し始めたんです。

――ふむふむ。その後、いかにしてガストに出会ったのでしょう?

最初のうちは、前職のオフィスのスペースを借りていました。でも、やはり社外の人間の存在を快く思わない方もいるし、私自身も元同僚などを見かけるとつい話し込んでしまう。一人で働ける場所を求めて、カフェやコワーキングスペースを回りましたね。

なかなかハマる場所に出会えない中、最後の選択肢として利用したのがこちらのガスト赤坂見附店。当時はファミレスで作業するという発想自体なかったので、「こんなお宝スポットだったの?」と驚きました。

――ガストのどこが「お宝スポット」だったのか聞きたいです。

ガストはもう、ノマドワークの環境としては最強だと思います。Wi-Fiや電源はもちろん完備。狭くて汚い場所では集中できないので、清潔でゆとりのある空間も助かりますね。そしてなにより、しっかりと仕切りで覆われた一人席。人目を気にしなくていいことは、作業に没頭するための絶対条件です。

その他、静かなカフェと違って電話会議OKで、「○時間制」のような時間制限もない。ノマドワークに必要な要素がハイレベルで揃っているんです。

ノマドワーカーの生産性を高める「一人席」の魅力

――ノマドワークをする上で、一人席の存在は大きそうですね。ズバリ、村上さんの感じる「一人席」の魅力とは?

コワーキングスペースの座席って、隣の席と連結した長テーブルタイプが多いですよね。これだと、タイピングするだけでも音を立てないように気を使ったり、逆に気を使わない人が隣に座ると必要以上に意識してしまったりします。

一人席だとこうした外的要因を極限まで減らせるので、作業に集中できるんです。今回のツイートに対して多かったのが、サラリーマンの方の「これで休憩時間に人目を気にせずスマホゲームできる!」という反響(笑)。ほかにも体に障害を抱えている方が「安心してくつろげる」と話されているなど、周囲を気にしなくていいことは大きな魅力だと思います。

――いろんな方にとってメリットが生まれているんですね。

また、こだわっているのかはわかりませんが、ガストの一人席は座り心地も良いなと。私の場合、すいていると5~6時間くらい滞在する日もありますが、腰やお尻が痛くなった経験はないですね。テーブルも程よい広さなので、フライドポテトなどの軽食をつまみながら作業できる。机の下に荷物を置くためのスペースもあったりと、ディテールまで考え抜かれている印象ですね。

――ガストを利用していて、実際に生産性が上がった! みたいなことはありますか?

ありますね。集中力が必要な作業であればあるほど、その効果を実感します。たとえば動画制作では、コンマ1秒のわずかなズレを修正する作業もあり、本当に集中力を求められる。自宅だと集中できず、別の誘惑に負けてしまうことも少なくありません。

でも、ガストの一人席なら画面を見られる心配もなく、それでいて人の気配もあるから程よい緊張感で集中できる。ベストパフォーマンスを引き出してくれるんです。

「知る人ぞ知る」ではなく、もっと認知度を高めてほしい

――実際のノマドワークのスケジュールも知りたいです。

平日は16時ごろまでは自宅で作業して、煮詰まったら気分転換を兼ねてガストに行くという流れ。ランチタイムの混雑は避けて、空いている夕方を狙い目にしています。

逆に休日は夕方でも賑わっているので、早朝から利用しますね。ガストのモーニングはめちゃくちゃおすすめで、定食にドリンクバーまでついて価格はワンコイン前後。長時間の作業に飲み物一杯では足りないので、ドリンクバーは重宝しています。

――ドリンクバーはノマドワークと相性が良さそうですね。

また、メニューの価格設定が他店と比べて、数十円から数百円ほど安い印象ですね。1回の会計で見ると小さな差かもしれませんが、週に何度も通うノマドワーカーからすると、トータルコストで大きな差になると思います。

――最後に、ここまで話していただいたメリットとは逆に、ノマドワーカー視点で「もっとこうしてほしい」というご要望などはありますか?

一人席にゴミ箱を用意していただけたらなと。長時間滞在していると、ティッシュで鼻をかんだり、作業に伴ってゴミが出たりしますよね。それをお皿の上には置けないので、どんどんテーブルの上に溜まってしまうんです。

さまざまなタイプの一人席が増えていて、ノマドワークに活用されている

それともう一つ、トイレに行くときに盗難防止で荷物も持っていくと思いますが、その間に店員さんがテーブルを片付けてしまわないか不安で。離席中だとわかる目印のようなものを作ってくれたらありがたいですね。

――鋭い提言......! そこは気づかなかったです。

あとは一ファンとして思うのは、もっとガストの魅力が認知されたらいいなって。実は今回のインタビューにあたって、ツイッターでこんなアンケートをとったんですよ。

――もうガストのマーケティング担当じゃないですか(笑)。

データを見ると、10時から18時に利用される方が圧倒的に多くて。これは私の想像ですが、朝に「作業したい」「軽く一杯コーヒーを飲みたい」というニーズを持っている人は、そもそもファミレスに行くという選択肢を持っていないのかなと。

夜も同じで、お客さんは居酒屋などに流れているんだと思いますが、ガストも1000円以下でお酒やおつまみを楽しめることはあまり知られていない。このように、現在は「知る人ぞ知る」になっている部分の認知度を高めてくれたら、もっと皆さんハッピーになると思います。

――食事以外の利用法は、まだまだ広まっていないのかもしれないですね。

ノマドワーカーも納得の作業しやすい要素がそろうガスト。食事だけではなく、外出先で作業をしたいときにも大いに活用できそうです。

1名BOX席 設置店リスト(2019年5月23日現在)

都道府県 店名 1名BOX席数
埼玉県 ガスト 大宮西口店 6
埼玉県 ガスト 越谷駅東口店 3
埼玉県 ジョナサン 川口駅前店 4
東京都 ガスト 赤坂見附店 17
東京都 ガスト 新橋店 12
東京都 ガスト 亀有駅北口店 9
東京都 ガスト 幡ヶ谷店 8
東京都 ガスト 三田慶応大学前店 6
東京都 ガスト 明大前店 3
東京都 ガスト 東池袋店 3
東京都 ガスト 吉祥寺店 3
東京都 ガスト 麻布十番店 3
東京都 ジョナサン 西池袋店 4
東京都 ジョナサン 新大久保東店 3
東京都 ジョナサン 芝公園店 3
東京都 ジョナサン 調布駅前店 2
神奈川県 ガスト 橋本駅前店 7
神奈川県 ガスト 港北センター南店 5
神奈川県 ガスト 関内店 5
神奈川県 chawan ラスカ平塚店 4
長野県 ガスト 松本中央店 3
大阪府 ガスト ビオルネ枚方店 3

取材・文/佐藤宇紘 撮影/須賀翔平

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