「家族」と「食べる」を考える

タベル マガジン

「家族」と「食べる」を考える

タベルとは?

囲って、向き合って、楽しんで。
家族が笑顔で集まる場所「テーブル」で
美味しいお料理を「タベル」。
この日常の風景をもっと豊かにできるよう、
家族と食についての情報をたっぷり集めました。

ガストのドリンクバーのコーヒーが3年ぶりに全面リニューアル。新たに誕生したG'S COFFEE、もう、召し上がりましたか?

「ドリンクバーには、もったいないコーヒーが生まれました」というキャッチフレーズのとおり、追求したのはより本格的な味わい。それだけに、開発は容易ではなかったのだそう。

こだわりや苦労といったG'S COFFEE誕生の裏話、どこに注目して飲んでほしいかなどを開発担当者である、すかいらーくホールディングス マーケティング本部 柿沼晃太郎さんに聞きました。

あらゆるシーンでコーヒーのクオリティーが問われる時代

-ガストのドリンクバーのコーヒーが新しくなりました。そもそも、リニューアルに至った背景は?

柿沼:今、日本では本格的なコーヒーが、かつてないほど身近になっています。コンビニのコーヒーがおいしくなったのが、もっともわかりやすい例ですね。

つまり、あらゆるシーンでコーヒーのクオリティーが問われる時代になりました。

であれば、国内最大規模のファミリーレストランであるガストのドリンクバーのコーヒーこそ変わるべきなのではないかという声が社内で高まり、リニューアルすることにしました。

-端的に言うと、味はどう変わったのでしょう?

柿沼:今までは、どちらかというと「飲み飽きない味」でした。新しいコーヒーは「しっかりとしたコク」「深い味わい」が楽しめる、わかりやすく言えばシアトル系コーヒー寄りの味を目指しました。

ドリンクバーのコーヒーがおいしいことが価値

-開発にあたって、こだわったことは?

柿沼:コストを度外視すれば、より簡単に理想のコーヒーに近づくことはできますが、あくまでもドリンクバーでおいしいコーヒーをご提供することに価値があると考えています。

おかわり自由なコーヒーが本格的でおいしかったら、お客様の日常もちょっと変わりそうですよね。

-そうですね。

柿沼:ですから、ドリンクバーに見合ったコストで、目指すコクと深みをしっかり引き出す、そこにこだわりました。

試行錯誤の末にたどり着いた自信作

-だとすると、苦労もあったのでは?

柿沼:最初は本当に苦労しました(笑)。目指していたコク、深みがなかなか出なくて。

-試作を何度も繰り返したと聞いています。

柿沼:そうなんです。さまざまな産地のコーヒー豆を取り寄せ、豆、焙煎度、ブレンド比率を何通りも組み合わせて、試作を重ねました。

-何種類くらいの試作品があったのでしょう?

柿沼:20~30種類の組み合わせを検討しましたね。

-これでいけそう!という突破口みたいなことはあったのですか?

柿沼:詳しいことは言えないのですが、とあるタイプの豆の比率を増やしたことですね。さらに焙煎度も今までより上げて香ばしさを強化することで、ようやく目指す味わいを表現できました。バイヤー、開発チーム、みんなで試行錯誤を繰り返してたどり着いた自信作です。

一口目の味わいにご注目を

-今回レインフォレスト・アライアンス認証*農園産のコーヒー豆を配合していますね。

柿沼:国内最大規模のファミリーレストランであるガストがレインフォレスト・アライアンス認証農園産のコーヒー豆を使用することで、環境保全や、農園で働く方・子供たちの生活向上に役立ちたいとの思いから採用を決めました。

*レインフォレスト・アライアンス認証:環境保全、農業労働者や子供たちの生活向上などを目的とした厳しい基準を満たした農園に与えられる認証

-新しいコーヒーのどんなところに注目して飲んでほしいですか?

柿沼:ぜひ、一口目の味わいに注目して召し上がってほしいです。これまでのコーヒーとの違いがわかりやすいのが、一口目からぐっと広がるコーヒーの濃厚な味わいだと思います。

-特にどんなシーンで楽しんでほしいですか?

柿沼:個人的に特にオススメしたいのはモーニングです。朝から本格的な味わいのおいしいコーヒーを飲んで、すっきりとした気分で1日をスタートしていただきたいですね。

-この新しいコーヒーは、すでにジョナサンでも提供されており、今後はバーミヤン、夢庵といった、すかいらーくグループの他ブランドにも順次導入されるそうです。見つけたら、コクや深みを意識して楽しみたいですね。

撮影・取材・文/須賀翔平

関連記事